私はオンラインで標準っぽい YubiKey を購入したのですが、YubiKey にもいくつか種類があり YubiKey NEO という製品は NFC やらの無線通信にも対応したモデルのようです。残念ながら売り切れだったので入手はできなかったのですが、ちなみに $50- とややお高い。
手持ちの YubiKey は PC なりに接続するデバイスで、接続すると PC側からの認識は USB 入力デバイスになります。要は『USB キーボード』であり、利用者がタッチセンサーに触れることで、YubiKey の認証設定に合わせたパスワードがキー入力されます。
ノートPC に接続した場合が以下のイメージ。中央タッチセンサー部分に LED が付いており、使えるようになると点灯、パスワード発行直後等の使えない状態では消灯するみたい。
接続から使えるようになるまでの時間は非常に早く、接続直後から使えるため、今のところのテストした感覚としては、私は快適に感じます。これだと認証の時だけ繋げて、利用後は即座に抜く。という事が実用レベルで可能なのではないでしょうか?
気になるのは現行のどの PC に繋いでも、構造上浮くような感じになってしまう点。汎用品なので仕方の無い話ではあるのですが、シールドする金属パーツが無いシンプルな形状のため、タッチセンサーを触れるのではなく押してしまうと、ちょうど力がかかりやすく接続部分を「ペキッ」と根本から折ってしまいそうで、扱いには注意したほうがよさそうです。
ちなみに手持ちの YubiKey は、デフォルトで以下の感じの文字列+改行コードが入力されました。
ccccccblttdgidvddnrkfnfcgrjcjbthfgtjutikievr
この文字列は 44文字の英小文字。あとで解ったことですが、Yubico OTP という認証方式のものらしく、これが『Configuration Slot1』に設定されています。Slot については、設定の時点で説明しようと思います。
余談ですが、日本語入力モードになっていた場合も、YubiKey のタッチセンサーに触れると無条件でパスワード入力が行われるため、ふじこふじこな入力がされることになります。入力されるだけなら大した話ではないのですが、最後に改行コードが渡されるために、漢字変換の確定までされてしまい、次回の変換候補としてふじこふじこな文字列が最優先表示されたりします。特にパスワード入力後の何気なく文字を入力している最中に、そういった文字列が候補として表示されてしまうため、この点は精神衛生上よろしくないです。
さて、なんにしても、個人で使う場合には、個別の認証設定やらをしないと話になりません。
次回から、設定のやり方を順次書いていこうと思います。
もっと手っ取り早く具体的に使いたいという人は、既に日本語で Personalization Tool の設定を解説されている方がいらっしゃるので、ここにリンクを示しておきます。
spp5: YubiKeyを買いました
http://spp5.blogspot.jp/2012/06/yubikey.html
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